暮らしの知恵

名著「自助論」で自分の人生を切り開く方法を学ぶ

こんにちはスマイルズです♪

今回は私の人生に大きな影響を与えた本を紹介したいと思います。

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自助論
です。


まず自助論てどんな本?と聞かれて出てくる言葉がこちらです。

       天は自ら助くる者を助く

本を開いた1ページ目でこの言葉が出てきます。

そしてこの言葉がこの本の全てです。

自助論天は自ら助くる者を助く

では天は自ら助くる者を助くとはどういう意味なんでしょう?

自分を助けられるのは自分だけだから道は自分で切り開きなさいって事です。

どんなに立派で賢い人間でも確かに他人から大きな恩恵を受けている。

だが自らが自らに対して最良の援助者でなければならない。

人生は大変なことが山ほどあるがその中で他の人や環境を嘆いていても何も変わりません。

どこかでまず自分が先頭に立ち自分を変えていく覚悟をすることがなにより大切なんです。

人に頼らず毎日努力を積み重ねて前に進んでいくことが良い人生に重要な事なんだと私は思っています。

人と人が支え合って生きる考え方を否定するものではないですし互助も絶対に必要なことだと思っています。

ただまずは自分でやれることをやりきってからの互助だという事です。

この本をこんな人に読んでもらいたい

①もっと自分を高めたい

②自分の夢を叶えたい

③良い習慣を身につけたい

④自分の考え方を変えるきっかけが欲しい

とても厳しい本で学校の先生と話しているような内容ですが心に響く教えがたくさんありますよ♪


今回は特に印象に残った所を抜粋して紹介しますね♪

自助論の概要

自助論は著者のサミュエル・スマイルズさんが1859年に出版しました

スマイルズさんは新聞記者をしていて色んな偉人にインタビューしていました。

そしてある時思いました。

成功している人達ってのは結局自分の力を信じて努力している人達なんだと。

そういう人たちの経験談、成功談をまとめたのが自助論なんです。

私のブログネームはこの本が大好きなので著者のスマイルズさんの名前を頂きました♪

 

概要まとめ

・1859年出版

著者は新聞記者

インタビューした偉人の経験・成功談をまとめたもの

 

自助論の心に響く名言

では自助論の特に印象深かった名言を見ていきたいと思います♪

名言1 人や世間のせいにしないための教え

国民全体の質がその国の政治の質を決定する

国に対してどこか他人事のように感じている人がほとんどじゃないでしょうか?

現在はニュースなどで国会や議員のやりとりを見て

あいつはダメだ!

あんな政策じゃどうもならない!

日本はもうダメだ!

みたいなこと言ってるのよく聞きますよね?

確かにそれもあるかもしれませんが悪いのは国や政治だけなんでしょうか?

国民全体の質がその国の政治の質を決める

どうでしょうか?

すべて国が悪いんですかね?

自分がしっかりすれば国も良くなると考えるようになれば少し世界が広がります。

批判するだけではなく自分が変わるところから始めてみることも大切なんです。

政治とは結局は国民の考えや行動の反映に過ぎず国民の質が低いと水が低きに流れるのと同じように当然の理論。

 

世間に不平不満をぶちまけるのは絶対にまちがっている。
どこか長所のある人間ならいつまでも無視され続けるわけがない。
成功を捕まえ損なうのはたいていはその本人が悪いからだ。

私は頑張っているけど会社に評価してもらえない。

私は頑張っているのにって人よくいますよね。

そういう人たちは自分が評価されない理由を世間や会社に責任転嫁しているだけなんです。

本当に長所があるなら見逃されないし、結局は努力を怠っているだけなんです。

だだし、どんなに長所があっても殻に閉じこもって入れば気付かれません。

評価してもらいたいのなら積極的に押すのも大切なんです。

あいつは世渡り上手だとか批判する人もいますが、人に気に入られるのも努力です。

そう思うなら同じことをするべきなんです。

しない自分が悪いしそれに代わる方法で気付かれればいいのです。

  • 往々にして吠える犬のほうが眠っているライオンよりも役に立つ場合が多い。

 

名言2 謙虚に勤勉でいるための教え

浅はかな人間は、物事の本質を理解することなく
生半可なうわべの知識を得ただけで自らの才能を誇ろうとする。

天才ニュートンもこう言ったそうです。

「目の前には手も触れられない真理の大海原が横たわっているが私はその片隅で貝殻を拾っているに過ぎない」

仕事や投資なんかでもそうですが半端に知識を得るとそれがすごいことだと勘違いして調子に乗りたくなるんでしょうね。

調子に乗って驕ってしまえばそれ以上自分を高める事をやめてしまいます。

本当に大切なのはそこで満足せず謙虚に知識を深め続けることなんです。

 

中身を完全にマスターするまではその本を読破したなどと考えるな

一度読んでしまったら大体もう読みませんし読んだ気になりますよね。

子供にも分かるように読んだ本の説明をしなさいと言われてうまく説明する事ができないのであればそれは読んだ事に入らないんだと思います。

これを読んでから本を読む事の意味が変わりました。

 

読書を自己啓発の手段と思い込んでいる人は多い。
だが実際は本を読んで時間つぶしをしているだけの話だ。
この暇つぶしになにか有益な点があるとすれば
せいぜい悪事を働くゆとりをその人から奪う事くらいのものだ。

単なる知識の所有は知恵や理解と別物

読書は他人の思想を鵜呑みにするもので自分の考えを発展さる姿勢とは違う

本からいくら知識を学んでもしょせんは耳学問の域を超えないから現実世界で経験を得ることが本当の知恵だという事ですね。

ただ本を読んで満足するのではなくそこから一歩踏み込んで得た知識を生活に反映することを大切なんですね。

 

立派な習慣を身につけるように気をくばるのが一番賢明な習慣

習慣は年と共にこり固まりそれが人間の性格を形作る。

習慣を変えるのは大人になればなるほど困難で

新しいことを覚えるよりいったん覚えたこを忘れるほうがはるかに難しい。

信頼される人というのは立派な習慣を身につけている人の事を言うんだと思います。

習慣は裏切らないし習慣が人間の全てと言っても過言ではないと思います。

いかに早い段階から良い習慣を身に着けられるかがとても重要です。

名言3 時間を無駄にしないための教え

 

毎日一時間でいいから無為に過ごしている時間を
何か有益な目的のためにむけてみるがいい

わずかな時間もこつこつと努力を続ければ

積り積もって大きな成果に結びつく。

平凡な能力しかない人間でも

必ず学問の一つくらいはマスターできるようになる。

時間は学ぶべき価値のある知識を吸収し優れた信念を養い

よい習慣を身に着けるために使われるべきである。

ありきたりな部分ではありますがこれを読んで私は変わりました。

ただ日々ダラダラと流れていくしょうもなく使っている一時間を何でもいいので学ぶことに振り向けるだけで人生は確実に変わります。

どうせ同じように時間が過ぎていくなら有意義に時間を使っていきたいですね。

 

金を使い果たすまでそのありがたさに気付かない者は多い。
時間についてはなおさらだ

失われた富は勤勉によって元通りに出来るかもしれない

失われた知識は勉学によって補填でき

失われた健康は節制や薬で取り戻せるかもしれない

だが失われた時間だけは永遠に戻ってこない

時間に対しての認識を改めて考えさせられますね。

人生が残り少なくなってからもっとこうしておけば良かった。

あとから後悔しないよう早くから時間に対しての価値を正しく理解して時間を大切にする習慣を身に着けることが大切です。

 

名言4 誠実でいるための教え

 

社会の中で我々が属している最小単位
すなわち家族を愛することが社会全体を愛するための第一歩である

家庭は社会の結晶で公私の習慣、信条、主義主張は

それが清いものであれ汚れたものであれ家庭の中で培われる。

国家は子供部屋で生まれ世論の大部分は家庭から育っていく。

そして人間愛も家々の炉端ではぐくまれる。

家庭教育がどれだけ重要なことなの考えさせられるし、自分のあり方次第で社会すらも変えられるんだと思います。

自分の一番身近な家族を大切にできない人が他人を大切にするなんて無理ですよね。

 

いっとき成功から見離されたとしても誠実さだけは守り通さなければならない

品性を堕落させるぐらいなば全財産を失うほうがましである。

品性はそれ自体が優れた財産だから。

両方を秤にかける場面が訪れることはないのかもしれないけど誠実に生きていく事は大切したいと思っています。

人付き合いも仕事も誠実に対応しなければ結局うまくいかなし、お金にも結びついていかないんだろうなって思います。

世の中確かにお金が重要ですが、一度手放した誠実さはお金と違って簡単に戻すことができないので誠実さの重要性を認識する必要があると思いますね。

 

人間の価値を決める弱者への思いやり

真の人格者を計る物差しはたくさんある。

中でも間違いのない方法はその人間が目下の人間にどうふるまうかである。

女性や子供、部下、下請け、生徒

自分より弱い人間に対して自分の対応は変わらないだろうか?

富や力や才能におぼれず謙虚に暮らしていればきっと弱い相手にも変わらない自分でいられると思う。

普段どれだけ自分が謙虚だと思っていても本心は謙虚じゃないのかもしれません。

今一度というか毎日謙虚であり続ければ人格者に近づいていく事が出来るんだと思います。

 

まとめ|自助論の重要ポイント

①人生は自分の手で切り開くこと

②人や世間のせいにしないこと

③謙虚に勤勉に励むこと

④時間を無駄にしないこと

⑤誠実であること

とても地味な教えだらけですが地味なことをコツコツと続けて行くのが一番の近道なんだと思います。

天は自ら助くる者を助く

自助論を読んで人に頼らず自分の道を自分で切り開く大切さを学びました。

また自分の努力や謙虚さはまだまだ足りないと自覚しましたし自分がそれまで行ってきた習慣を見直すきっかけにもなりました。

誰にも平等に流れている時間ですが使い方で雲泥の差が出ます。

自助論を見習って勤勉に努め誠実でいることが素晴らしい人生を送るために重要ですね。


 

さいごに|自助論の世界に触れて 

どうだったでしょうか?

今回個人的に感銘を受けた部分を抜粋しましたがもっともっと紹介したい部分がたくさんあります。

少しでもこのブログを読んで感じるところがある方はぜひ自助論を手に取って貰いたいです。

読むたびに新しい気付きがある素晴らしい本です。

自分で自分を助けるしかない!

自分の道は自分で開く!

天は自ら助くる者を助くの精神でこれからの人生も前を向いて乗り越えて行きましょう♪

 

紹介した自助論が無料で聞けます♪

読みやすくて分かりやすい「こども自助論」もおススメです♪


 

皆さんの人生が少しでも豊かになりますように♪
スマイルズでした♪

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